看護師が教える効果的な保湿剤の使い方

はじめに

　乾燥した肌や手荒れから守るため、看護師がおすすめする保湿剤の使い方をご紹介します。

保湿剤は肌が最も乾燥しているときに使用すると効果的です。洗顔後や入浴後、水分が蒸発する前に塗ることで、潤いをしっかりとキープできます。

保湿剤の適量は手のひらに1～2プッシュ程度を取ります。過剰な量を使用すると肌に馴染まず、かえってべたつきの原因となります。

手のひらで保湿剤を温め、顔や手などにやさしく馴染ませます。特に顔の場合は、外側から内側に向かって優しく馴染ませることが大切です。

乾燥が気になる部位には、特に丁寧に保湿剤を塗り込みます。額や口元、手首など、気になる箇所に重点的にケアしましょう。

乾燥が気になるときや気温が低いと感じたら、必要に応じてリピートしてください。保湿は1回のケアだけでなく、継続して行うことが重要です。

　看護師が日常的に使っている保湿剤を上手に取り入れ、肌をしっとりと保ちましょう。肌質や季節によって合う保湿剤は異なるため、自分に合ったものを見つけることが大切です。市販品で難しかったら皮膚科に行って処方をしてもらうのも近道ですよ。肌のケアをして健やかに過ごしましょう。