看護師のキャリアデザインの考え方

はじめに

看護師がキャリアデザインするべき理由、やり方をまるっと説明します。

こんにちは、ひなママ🌸です。

普段病院で働いててキャリアデザインという言葉を聞いたことがありますか？

ほとんどの人はないと思います。

私は一回も聞いたことがありません。

看護師は資格があるため転職しやすく、キャリアを自分で選んでいるように見えます。

しかし、本当に自分で選べているのでしょうか？

一緒に看護師のキャリアデザインについて学んでいきましょう。

キャリアデザインとは

キャリアとは人生全般の経験を指す言葉と言われています。

キャリアの中には転職や出世だけでなく、出産や子育ても含まれています。

キャリアデザインとは将来の自分のなりたい姿を実現するために、自分の職業人生をプランニングしていくことです。

誰かがではなく、自分で考えていくことに意味があります。

なぜ看護師にキャリアデザインが必要なのか

看護師は資格があるため転職しやすく、その資格を生かして様々な場所で働くことができます。

そのためキャリアデザインは出来ているように見えます。

確かに転職もキャリアデザインの1つです。

しかし、勤務する施設外での交流が少ないため他者からの影響を受けづらく、能力が数値で見えにくいため昇進や資格取得などに積極的になれない面もあります。

周りに昇進を目指している方はいますか？

毎日辞めたいと思っていませんか？

看護師というキャリアをどのように考え生かしていけばよいのでしょうか。

看護師のためのキャリアデザインの考え方

キャリアデザインを考える前にキャリアパスについて考えていきましょう。

キャリアパスとはどんな道のりのキャリアを選びたいかというものです。

看護師には大きく分けて５つの道のりがあります。

• ジェネラリスト：特定の看護領域に関わらず質の高いケアを提供する
• スペシャリスト：特定の看護領域・分野において専門性の高いケアを提供する(認定看護師、専門看護師など)
• 管理者：看護職員の管理や支援を組織的に行っていく(部長、師長、主任)
• 教育者、研究者：継続看護を行うために教育の場に身を置く(看護学校の教師)
• その他：保健師、助産師、企業、ライターなど

この５つのキャリアパスの中から自分が将来的に進みたい分野を考えます。

キャリアパスが選択できたら、その道のりに行くために必要な技術や能力が自分に足りているのか考えます。

キャリアデザインを考えるきっかけとは

キャリアデザインを考えるきっかけは人生の転換や岐路に立った時と言われています。

出産もそのきっかけの１つになります。

若いころは夜勤を出来るだけやって、異動の辞令で病棟を変わってというように周りに流されていました。

しかしいつまでも同じ働き方はできません。

夜勤をやり続けることも好きに転職を繰り返すことも年を重ねるごとに難しくなります。

「私、今後の人生どうしよう」

そう思った時に今までの自分を振り返ってキャリアデザインをしても行きましょう。

辞めるとキャリアデザインは終わるのか

仕事をしていると、辞めたくなる時はたくさんあります。

「辞めたい」となった時に、なぜ辞めたいのか、辞めてどうするのかを自分の中で納得するまで考えましょう。

辞める理由は今の職場から逃げたくて、でもいいと思います。

大事なのは自分で考えて選んで次につなげるという事です。

キャリアデザインについて結論

• 看護師は５つのキャリアパスがある。
• 看護師はキャリアデザインをする必要がある。
• 辞めることもキャリアデザインの1つになる。